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nanotech 2018

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nanotech 2018 ちらし

TIAはnanotech 2018に出展します。TIAブースの展示の詳細は、以下に随時更新していきます。

日程:2018年2月14日(水)~2月16日(金) 会場:東京ビッグサイト

nanotech 2018事前登録 

会場レイアウト (筑波大学、ナノテクノロジービジネス推進協議会NBCIとの合同ブースです)

→ 筑波大学の展示案内 

nanotech 2018概要

 

ポスターおよび展示の情報(2017.2.1更新)

1.TIA概要

ビデオやパンフレットなどでTIAの活動全体を紹介をします。 

 

2.TIAの成果と新たな研究領域

NanoBridge(原子スイッチ)

nanotech2018(bannerナノエレ)

TIAナノエレクトロニクス拠点である産総研SCRにおいて、NECと産総研は、金属原子移動型スイッチ(NanoBridge®)という新原理デバイスを搭載した低消費電力、超多品種向けであるFPGA製品(NB-FPGA)の実用化開発を行っています。これを基に、NECはNB-FPGA製品の事業化を進め、サンプル製造を開始しました。

  原子スイッチの発明
(NIMS 2002)
矢印  TIAナノエレクトロニクス拠点での実用化研究開発
 LEAPプロジェクト (2010~2015年)
 100万LUT規模原子スイッチFPGAの開発(2016~)
矢印  事業化(NEC)
JAXA「革新的衛星技術実証1号機」搭載予定(2018)

(出展予定のポスター)

NanoBridge® FPGAについては、nanotech 2018のNECブース(東4ホール)へもお立ち寄りください。

 

CNT (カーボンナノチューブ)

nanotech2018(bannerCNT

産業技術総合研究所(産総研)と日本ゼオンは、2004年に産総研畠賢治博士らにより見出された革新的なカーボンナノチューブ合成法であるスーパーグロース法(SG法)の量産基盤技術開発を共同で進めてきました。TIAのCNT量産実証プラントによるサンプル提供、NEDOプロジェクトとによる用途開発などを経て、日本ゼオンによる量産、応用製品の実用化へと至っています。また、産総研と日本ゼオン、サンアローが連携するCNT複合材料研究拠点(TACC)では、CNTを用いた新しい複合材料の創製と用途開発を行っています。

  スーパーグロース法
(AIST 2004)
矢印  TIA CNT拠点量産実証プラント(2009~)
CNT複合材料開発プロジェクト(2010~2016)
矢印  事業化(ZEON 2015)
CNT複合材料研究拠点(2017)

(出展予定のポスター)

CNTについては、nanotech 2018の日本ゼオンのブース(東4ホール)、およびゼオン・サンアロー・産総研CNT複合材料研究拠点のブース(東4ホール)にもお立ち寄り下さい。

 

パワーエレクトロニクス

nanotech2018(bannerパワエレ)

つくばパワーエレクトロニクスコンステレーション(TPEC)は、2012年4月27日発足の「パワーエレクトロニクス」に関する我が国初の民活型オープンイノベーション拠点です。TIA設立の理念である“自立かつ持続的な研究拠点”構築を推進しています。また、人材育成についても、産学官が連携し制度構築を行ってきています。

また、つくば応用超電導コンステレーションズ(Applied Superconductivity Constellations of Tsukuba(ASCOT)2016年5月設立)は、超電導に関する材料開発、冷却技術から応用システム開発に至る川上から川下の産業界と大学や公的研究機関が幅広く参加する日本型オープンイノベーション拠点です。

  SiCデバイス基礎研究
(AIST 1980頃~)
矢印  TIAパワーエレクトロニクス拠点での実用化研究開発
 TPEC (2010~2015年)
矢印  量産・実用化(富士電機など)

(出展予定のポスター)

  • つくばパワーエレクトロニクスコンステレーション (参照:TIAシンポジウムのポスター
  • つくば応用超電導コンステレーションズ

 

バイオ・医療
脳波計測実験中
脳波解読デモ

TIAが「かけはし」を梃子として切り開いている研究領域にバイオや医療があります。このコーナーでは、レクチンから藻類まで、興味深いテーマをポスター、展示、体験デモなどによって紹介します。

(出展予定の研究テーマ)

  • レクチン利用技術研究の産学連携基盤強化と国際展開を目指した研究 (参照:TIAシンポジウムのポスター
  • 脳波解読による認知機能評価システムの開発
  • 湿潤環境において組織・臓器に接着する生体吸収性膜に関する調査委研究
  • 次世代機能性食品~”七色クロレラ“の応用展開 (参照:TIAシンポジウムのポスター
  • 位置モニタリング可能な医療用ワイヤレスマイクロセンサシステムを用いたリアルタイムナビゲーションの開発
      (参照:TIAシンポジウムのポスター
  • 可視不能な体内植込み型医療機器のリアルタイム可視化装置の開発 (参照:TIAシンポジウムのポスター

 (デモンストレーションなど)

  • 脳波解読による認知機能評価システムのデモ体験
  • 医療機器用ワイヤレスマイクロセンサを用いたナビゲーションシステムのプロモーションビデオ

 

3.TIA連携プログラム探索事業「かけはし」

「かけはし」は2016年度に開始されたTIAが独自に設定したTIA内各機関との連携及び産業界との連携を視野に入れた新しい枠組みの事業で、昨年度は15件の外部資金獲得に成功しています。

今年度も、バイオ・医療からエレクトロニクス・デバイス、共通基盤を含めた6つの幅広い分野において50件のプロジェクトを採択し、鋭意活動中です。是非これらのセミナーやワークショップに参加し、皆様の研究・技術の種を見つけてください。(かけはしの詳細はこちら) 

ブースでは、本年度の全50件のテーマのポスターをポスター集で紹介するとともに、プロジェクターによってポスター内容の投影を実施します。

また、2018年7月には2017年度の報告会の開催を予定していますので、ご参加ください。

 

4.共用施設と人材育成

共用施設
  1. 大型放射光施設から実証・評価ファンドリーまで500台余りの共用研究装置が揃った世界有数の共用施設群
  2. ナノレベルの微細加工や分子・物質の合成からサブナノレベルの微細構造解析まで、ユーザーのニーズに幅広く対応
  3. 装置利用だけでなく、オペレーターによる支援も充実

(出展予定の研究テーマ)

 

人材育成

TIAは多くの最先端の共用施設・設備を有するとともに、高度な知識を持った研究者が多数集まっています。このような恵まれた環境下で、共用施設・設備の利用だけにとどまらず、グローバルな視点を持った研究者の育成にも力を入れています。

我々が実施している人材育成のプログラムは複数ありますが、今回はCUPAL(=Nanotech Career-up Alliance)の二つの柱であるNRPとNIPのうちのNIPに絞って詳細に展示しています。

N.I.P. (=Nanotech Innovation Professional)とは、イノベーション創出を牽引するプロフェッショナルの育成を目指す研修・実習型の人材育成コースで、特に企業内における研究者の育成に最適で、リーズナブルかつコストパフォーマンスの高いコースを多数揃えています。

人材育成には、長い年月と多くの費用、さらには適切な育成環境(設備と指導者)が必要です。技術が多様化し、先鋭化している現在では、一つの企業でこれを行うことは大きな負担となりつつあります。これらを少しでも軽減するために、この N.I.P. プログラムを検討いただき、積極的にご参加ください。

(出展予定の研究テーマ)

 

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