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TIAの事業・活動

カーボンナノチューブ

単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の世界初の製造工場が建設されました。今後の事業を拡大するには、用途を広げなければなりません。大量生産技術を開発し、大幅なコストダウンを実現し、需要の増大を目指しています。カーボンナノチューブ複合材料の特性とその分散状態評との関係を明らかにできる分散評価技術を開発し、応用製品の開発を促進すると共に、鋼の20倍の強度、銅の10倍の熱伝率、アルミの半分の密度、シリコンの10倍の電子移動度といった特性を持つSWCNTの特徴を生かした革新的応用材料を開発し、これまで叶えられなかった夢の製品の開発に貢献できることを目指しています。



単層カーボンナノチューブの大量生産技術開発

『スーパーグロース法カーボンナノチューブ工場(日本ゼオン徳山工場)』の画像
スーパーグロース法カーボンナノチューブ工場(日本ゼオン徳山工場)

スーパーグロース法を基盤技術としたSWCNTの量産技術開発を進め、プロセスの最適化により大面積(500mm角)でのSWCNTフォレスト(バルク)の連続合成で、商業規模での製造工場が建設されるまでになりました。さらに、用途開発を促進するため、更なるコストダウンを目指し、新たなプロセス開発で、大量生産技術を目指しています。

 

カーボンナノチューブアライアンスコンソシアム

『『カーボンナノチューブアライアンスコンソーシアム』の画像』の画像
カーボンナノチューブアライアンスコンソーシアムの概念図

拠点活用プロジェクト「低炭素社会を実現するナノ炭素材料実用化プロジェクト」の成果を受けて、新たなオープンプラットホームとして、「カーボンナノチューブ(CNT)アライアンスコンソーシアム」を設置しました。「CNTアライアンスコンソーシアム」は、産総研が進めているイノベーションコンソーシアム型共同研究として、CNT研究に関するさまざまな企業が、オープンプラットフォームやクローズドプラットフォームで研究開発することが可能です。CNT関連事業者からのニーズが高い、CNT材料の安全性、評価技術、プロセス技術などの技術をもつ産総研の研究者が参画し、一丸となって橋渡しに取り組みます。

『CNT複合材料研究拠点』の画像
Nanotech2018にCNT複合材料拠点を出展
(日本ゼオン(株)、サンアロー(株)、産総研)

 CNT複合材料研究拠点は、上記の「CNTアライアンス・コンソーシアム」でのオープンプラットフォーム共同研究の第1号であり、2017年4月から、日本ゼオン株式会社、サンアロー株式会社が、産総研つくばセンターに関連研究員を出向させ、産総研の研究員と共に、オープンプラットフォームのCNT複合材料研究拠点(TACC)を形成し、CNTと樹脂・ゴム複合材料のマスターバッチ、成形体の技術営業、商品開発、二軸混練・射出成形などを用いた製造プロセス開発、研究開発を行い、 3年以内のCNT複合材料成形体の上市で、産総研と民間企業が一体となった、日本発のCNT産業の創出を目指しています。

 

カーボンナノチューブの分散評価技術の開発及び革新的応用材料の開発 

『CNT/ゴム複合材ガスケット』の画像
CNT/ゴム複合材ガスケット

TIAの研究拠点を活用するNEDOプロジェクト「低炭素社会を実現するナノ炭素材料実用化プロジェクト」の中で、 SWCNTの半導体型CNTインクの開発やSWCNTと樹脂・ゴム・金属などの既存材料との複合化技術開発をしています。



CNTの自主安全管理支援のための暴露評価・有害性評価技術の開発

CNTの作業環境計測における小型・簡便な計測器や炭素分析の有効性を評価し、各CNTに対する応答係数や適切な測定条件を得ました。また、有害性評価を目的とした培養細胞試験や動物試験のために、標準的なCNTの分散調製方法を確立しました。開発した測定・試験方法をまとめた「カーボンナノチューブの作業環境計測の手引き」、「カーボンナノチューブの安全性試験のための試料調製と計測、および細胞を用いたインビトロ試験の手順」の日本語版・英語版を公開しています。



TIAを活用するプロジェクト

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