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施設【タンデム静電加速器施設】 装置一覧(13件)
施設名 | 装置名称/手法 | 仕様 | 用途 |
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タンデム静電加速器施設(UTTAC) | メスバウアー分光磁場測定 | 横置きスプリット型超伝導マグネット 最大印加磁場6T、温度可変範囲1.5K-300K 試料空間15φ、測定試料形状(γ線透過サイズ)10φ以下 |
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タンデム静電加速器施設(UTTAC) | メスバウアー分光低温測定 | 温度可変範囲5K~300K、測定試料形状(γ線透過サイズ)10-12φ以下 長時間連続測定可 |
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タンデム静電加速器施設(UTTAC) | メスバウア―分光基本測定 | 「応用加速部門共用のリーフレットを参照してください。」 https://www.tac.tsukuba.ac.jp/tac/wp-content/uploads/files/moss_leaflet.pdf |
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タンデム静電加速器施設(UTTAC) | 57Feメスバウアー分光分析(57Fe Moessbauer Spectroscopy) | ガンマ線を試料に照射し、メスバウアースペクトルを測定することで、鉄原子の置かれた電磁気的環境(アイソマーシフト、四重極相互作用、内部磁場)を評価します。 ・57Co線源を使用 ・物質の磁性状態(常磁性、強磁性) ・試料温度:常温、77 K、4.2 K ・薄膜、ナノ粒子測定可能 ・透過法:試料厚さは数10 μm以下 ・内部転換電子法:表面敏感な計測 |
・鉄原子の価数状態(化合物、酸化物)・合金、化合物、酸化物の相同定・強磁性体の磁化の大きさ推定・磁化の容易軸方向の推定 |
タンデム静電加速器施設(UTTAC) | 陽電子消滅測定(Positron Annihilation Spectroscopy : PAS) | 試料中に陽電子を照射し電子との対消滅で発生するガンマ線を測定することで、物質中の欠陥などを評価します。 ・検出できる欠陥:単一原子空孔から空隙まで(ポア、数10 nm) ・検出感度:10^15cm-3 ・非破壊測定 ・試料温度,導電性等の制限なし ・試料表面から数μmまでの深さ方向分布の測定が可能 |
・半導体基板、単結晶薄膜の点欠陥評価・金属表面近傍の点欠陥検出・アモルファス膜の空隙の大きさ、深さ分布評価・高分子等の自由体積のサイズ分布評価 |
タンデム静電加速器施設(UTTAC) | 高速イオン照射(Swift heavy ion irradiation) | 重イオン照射:人工衛星等に搭載する宇宙用素子の照射試験など | 新機能性材料創成など・環境模擬・宇宙半導体耐性試験・材料照射・改質・イオン照射加工 |
タンデム静電加速器施設(UTTAC) | 核反応分析(Nuclear Reaction Analysis : NRA) | 高速イオンが物質中の特定の原子核と反応しやすいことを利用して、試料中の特定の元素を検出します。 物質中の軽元素同位体の分析 ・深さ方向分布の測定 ・非破壊測定 ・分析可能深さ:1 μm程度 ・核種(H,D)弁別測定 |
・材料科学 ・環境科学 ・医科学 ・基礎科学 |
タンデム静電加速器施設(UTTAC) | 粒子線励起X線分析(Particle Induced X-ray Emission : PIXE) | 試料に高速イオンを照射した際に放出される特性X線のエネルギーを測定することで、試料を構成する元素を分析します。 物質中の元素(特に微量元素)分析 ・対象元素:およそNaからUまで ・非破壊測定 ・検出感度:ppmレベル ・微小領域の分析が可能(直径10 ~ 20 μm) ・大気中試料の測定が可能 |
医学・生物学環境科学地球科学文化財考古学・岩石中流体包有物中の微量元素分析 |
タンデム静電加速器施設(UTTAC) | 弾性反跳原子検出分析(Elastic Recoil Detection Analysis : ERDA) | 高速イオンを試料に照射し、反跳された試料中原子のエネルギーを測定することで、試料を構成する元素を分析します。 ・物質内の元素分布の測定(水素などの軽元素) ・非破壊測定 ・薄膜の測定が可能 ・絶対組成の定量評価が可能 ・最小試料サイズ:5 mm × 5 mm |
・薄膜中水素の分析・有機系材料の表面分析 |
タンデム静電加速器施設(UTTAC) | ラザフォード後方散乱分光分析(Rutherford Backscattering Spectroscopy : RBS) | 高速イオンを試料に照射し、散乱されたイオンのエネルギーを測定することで、試料を構成する元素を分析します。 物質内の中重元素深さ分布評価 ・非破壊測定 ・分析可能深さ:数μm ・絶対組成の定量評価が可能 ・重元素ほど高感度(数十ppm) ・最小試料サイズ:5 mm × 5 mm チャネリング効果との併用 ・実空間における結晶学的解析 ・分光学的解析との相補性 ・原子配列の乱れの検出 |
・異種元素分析(深さ方向分布) ・異種元素結晶格子位置決定 ・格子欠陥分布決定 ・表面、界面反応の解析 ・非平衡物質処理過程の解析 |
タンデム静電加速器施設(UTTAC) | 加速器質量分析(Accelerator Mass Spectrometry : AMS) | 試料をスパッタしてイオン化・加速し、磁場によって質量数ごとに分離することで、試料構成原子の同位体比を測定します。 極微量放射性核種の同位体比測定に威力を発揮します。 主な対象核種: 10Be, 14C, 26Al, 36CI,41Ca, 129I 同位体比検出下限:10^-15 |
・年代測定・微量核種トレーサー研究・地球環境研究・環境動態調査・産業応用研究・創薬研究・生体・食品検査・中性子換算線量の算出 |
タンデム静電加速器施設(UTTAC) | 1MVタンデトロン加速器(1 MV Tandetron accelerator) | 荷電変換機構を備え、高速イオンビームを発生させるタンデム型静電加速器 ・最大加速電圧:1 MV (加速電圧範囲:0.1 ~ 1 MV) ・加速可能イオン種:H(陽子)からBiまで各種 ・陽子最大エネルギー:2 MeV ・ヘリウムビーム供給可 ・クラスタービーム供給可 ・イオン源:2台 ・ビームライン:4本 |
RBS/ERDA、PIXE、イオン照射などの各種装置において利用する加速器。 |
タンデム静電加速器施設(UTTAC) | 6MVタンデム加速器(6 MV tandem accelerator) | 荷電変換機構を備え、高速イオンビームを発生させるタンデム型静電加速器 ・最大加速電圧:6 MV (加速電圧範囲:1 ~ 6 MV) ・加速可能イオン種:H(陽子)からBiまで各種 ・陽子最大エネルギー:12 MeV ・偏極陽子・重陽子の加速が可能 ・汎用散乱槽の設置 ・イオン源:5台 ・ビームライン:12本 |
原子核実験等の基礎物理分野から、地球科学、年代測定、核種トレーサー、生物、医療、環境、マイクロナノ加工技術、宇宙関連工学などのイオンビーム応用研究に利用される。 |